子供が偏食だと背が高くならない？
子供の偏食で悩んでいる方もいると思いますが、
子供は多少の好き嫌いがあるのは当然のことです。
なので、子供が偏食だからといって、背が高くならないのではないかという
心配はそれほどすることはないでしょう
ただ、成長期の子供にとって
問題となるような偏食があるのかを調査してみました。
問題となる偏食とは
そもそも子供が好き嫌いが多いのは、自然な事といえるでしょう
少しくらいの好き嫌いであれば、偏食とは言わないようです。
偏食で問題となるのは、摂取できる栄養の偏りになります。
特に成長や発育に欠かすことができないビタミンやミネラルが不足する傾向にあるそうです。
しかし、たとえ特定の食品を食べることができなくても、
同じような栄養素をもった食品を食べるようにすれば問題ありません。
例えば、タンパク質は、骨や筋肉をつくるだけでなく、エネルギー源となります。
タンパク質は、肉や魚、卵や大豆製品から摂取することができますが、
魚が嫌いでも食べられなくても、肉や卵、大豆製品を食べていれば、
栄養学的には問題がないわけです。
また、ファーストフードや加工食品による偏食も問題となっています。
子供自身の好き嫌いという問題ではなく、食環境により栄養が偏ってしまう場合もあります。
偏食は成長期の子供にどんな影響を与えるのか？
偏食により、特定の栄養が不足し、バランスのとれた食事ができないと、
体重が減ったり、体力がなくなったり、様々な影響を及ぼします。
食品には主にどんな働きがあるのか、6つの基礎食品群を知ることで、
栄養のバランスがとれた食事を意識することができるようになるでしょう
第1群：タンパク質（魚、肉、卵、大豆製品）…魚、肉、豆腐、卵
- 筋肉や骨をつくる
- エネルギー源
第2群：カルシウム（牛乳、乳製品、海藻、小魚）…牛乳、わかめ、チーズ
- 骨や歯をつくる
- 体の各機能を調整
第3群：カロチン（緑黄色野菜）…ニンジン、かぼちゃ
- 皮膚や粘膜の保護
- 体の各機能を調整
第4群：ビタミンC（淡色野菜・果物）…なす、リンゴ、ブドウ
- 体の各機能を調整
第5群：炭水化物（穀類、イモ類、砂糖）…ごはん、そば、パン
- エネルギー源
- 体の各機能を調整
第6群：脂質（油脂類、脂質の多い食品、種実類）…ごま油、栗
- ・エネルギー源
6つの食品群がありますが、どの食品群も欠かすことができないほど重要です。
栄養のバランスがとれた食事にするためには、この6つの群をうまく組み合わせる
ことが大切です。
子供の時に偏食でこの6つの食品群の1つでも欠けた食事をしていると、
大人になってから生活習慣病になる可能性が高まるそうです。
また、子供の背が伸びるために必要な要素の１つに「栄養」があるので、
偏食により、摂取できない栄養素があると、それほど身長が伸びないというケースも
出てくるかもしれません。
子供が偏食傾向にある場合は、
子供の成長期用のサプリメントの助けを借りるのも１つの選択肢です。
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